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人生修正コラム「レッテルが行動を左右する?」 

「時給=あなたの価値?」あなた自身が
自分の価値を選択しているという事実を知る −2007.6.3号−

あなたの給料が自分の価値を決めている?

アルバイト経験は、ほとんどの人にあると思います。仕事の中身と時間給は気になるものですが、普通、3K(きつい、汚い、危険)職場は高給です。経験したことのある人もいるでしょう。

また、アルバイトとは違いますが、正社員にも実質的な時間給はあります。1ヵ月の給与を、働いた総時間で割ると時間単位の金額が出てきます。仮に月給25万円だとします。1ヵ月25日出勤すれば1日当たり1万円、1日に8時間働いたとすれば、時間給は1250円となります。大企業のトップともなれば、時間給が数万円から数十万円になることもあります。とくに成功報酬型の外資系企業は高額です。

しかし、視点を変えてみると、時間給は、厳しい現実をそのまま見せつける数字です。単純な計算ですが、経済社会のなかでは、時間給1000円の人は1万円の人の10分の1の価値しかないことになります。もちろん、人間としての価値は別問題ですが、残酷なほどの現実です。

あなたの時間の中身は「ボンヤリ」ではありませんか?

ここで考えていただきたいのが、アルバイトや仕事の時間給とは別の「時間給」、あなた自身の持っている時間の価値です。ただし、この場合の時間給は金額ではありません。簡単に言えば「充実感」です。

例えば、何となくボンヤリしていて、気がついたら2時間近く経っていたというような場合、その時間の価値は「0」、あるいはマイナスだと感じるかもしれません。それとは逆に、同じ2時間の間に1冊の本を読んだ、あるいは映画を観て心の奥底から感動したとすれば、その価値は、まさに、お金で計算できないほど高いかもしれません。

自分で時間の価値を高めることの必要性

ここからわかるのは、自分の持ち時間は、基本的に自分で価値を決めることができるということです。だからこそ、時間の使い方が大事なのです。アルバイトの時間給が100円違うと、労働意欲に大きく影響するはずです。それと同じような感覚で、日々の時間を大切にしたいものです。

そのためには、常に時間のことを頭の片隅に置いておく必要があります。「時間に追いかけられるような生活は嫌だ」と思うかもしれませんが、ここでいう「時間を意識する」という意味は、そのような受身の考え方ではありません。「時間を自分であやつる、管理する」ということなのです。

あなたの価値の高め方

ここで上手に活用したいのが時計(腕時計)や携帯電話です。例えば1時間(30分)ごとにアラームが鳴るように設定して使ってみてください。例えば、好きなテレビドラマを見たいと思って、放送時間が来るまでテレビの前で10分、20分と、せんべいでも食べながら待っているようなことはありませんか? 何でもないようですが、これも時間の無駄です。

こんなとき、アラームが放送が始まることを教えてくれるので、それまで好きな本に没頭することもできます。つまり、時計を「時間を気にしないために使う」わけです。また、目的の番組を見終わった後に、そのままダラダラとテレビを見続けるようなこともあるでしょう。こんなときも、アラームは、テレビの前の席から離れるきっかけづくりになります。使い方次第で、時間節約のとても強力な武器になります。


【Point】→ 時間を意識すると、「時計に振り回される毎日になってしまうのでは」と心配する人がいます。そこには、時間=追いかけられるという強迫観念のようなものがあるからです。しかし、むしろ逆に「時間を手玉にとってやる」くらいの姿勢が大切です。自分の時間の「時間給」を上げるためにも、時間を意識することに慣れていただきたいと思います。

企業では、「仕事に追いかけられのではなく、追いかける人間になれ」と言われますが、これは時間を指している言葉でもあります。たしかに、何でも「追いかける」ほうが、結局は楽ですよ。



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