人生修正コラム「レッテルが行動を左右する?」
あなたは、実は自分を粗末に扱っているのではありませんか?
自分の価値観を低く見ていると時間をムダに使ってしまう
「レッテルの法則」とは… −2007.6.2号−
あなたはもしかして、自分を低く扱っていませんか?
日本の若者は、他の先進諸国の青年と比べると、良くも悪くも「野心」がないと言われています。日本は個人よりも「組織優先」の社会で、いわゆる「出る杭は打たれる」という雰囲気が今でも根強く残っています。しかも、昔ほどではありませんが、今も、学校での偏差値で能力を区分けされている現実があります。
こういった社会環境のなか、「自分」を、はっきり「認識してしまった」若者が増えているのは、仕方がないことかもしれません。この流れのなかから、自分の価値を勝手に決め付け、自分自身を粗末に扱っている人が出てきています。あなたは、そんなことはありませんね?
しかし、無意識のうちにも、自分を卑下するような意識が植え込まれているかもしれません。仮にそうなら、人生を虚ろなものにしてしまうかもしれません。
レッテルによって行動パターンが変わってくる(将来が変わってくる)
私たち人間の才能、能力は千差万別で、それが発揮される時期もバラバラです。ここで大事なことは、自分で自分の価値を決め付けないことです。過剰な自信を持つと傲慢で不遜な人間にもなりますが、反対に、自分がダメ人間だと思ってしまえば、それこそ人生をつまらないものにしかねません。厳しい言い方ですが、その段階で将来が決まってしまうかもしれません。どちらにしても、いいことはないのです。
認識しなければいけないのは、あなたの才能は、「今の自分」が決めるのではなく、「遠い先の他人」が評価するということです。つまり、現在の自分にとらわれる必要はありませんし、他人からの評価も気にし過ぎることはないのです。
大事なことは、自分が将来、どういった人間になりたいのか、目標を持ち、一歩づつでも歩くことです。実は、時間は、そのためにこそ大切なのです。関西のお笑いの大御所が、「小さなことからコツコツと」というキャッチフレーズを使っていますが、これは間違っていません。
自分を認められないと常にムダな時間を使ってしまう…
少しオーバーな表現かもしれませんが、無駄な時間を過ごすことは、そのまま自分の生命を無駄に削り捨てているのと同じことです。こう考えると、1分1秒とは言いませんが、時間がいかに大切なものかが、改めてわかると思います。この意味では、充実した時間が少ない人は、はっきりと意識していないとしても、自分を認めていないか、価値を低くとらえているのかもしれません。
さて、ここに書いてきたことに、あなたは当てはまりそうですか? 「そうかもしれない」と思った人にお勧めしたいのが、昔から言われてきた「一日一善」です。ご存知のように、これは「一日に、何か一つ、他人のために善いことをする」という意味ですが、これは自分の価値を認識するためにいちばんいい方法です。とはいっても、難しいことをする必要はありません。最初は自分の家の中で実行すればいいのです。
例えば、あなたは家族に挨拶をしていますか? 小さな子どもに言うようなことですが、「挨拶」は大切です。自分自身の存在感を確認すると同時に、家族の気持ちを和ませることができるからです。これも広い意味では「一日一善」です。このように、毎日、周囲の人のために「善」を実行し続けることで、自分の価値を認識できるようになるものです。
【Point】→ 自分の時間を他の人のために使うことにいちばん抵抗のないのは、家族のために使うときでしょう。そして、必ずあなた自身も、他の家族の時間を受け取ることができます。主婦が、自分の時間の大半を家族のために使っていることを考えれば、このことがよくわかると思います。
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