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人生修正コラム「いつもと違うことをする」 

趣味は「没頭」を引き出し、心を癒すことにつながる? 
心のバランスを効果的に補う「遠い世界・真逆」の趣味とは…
−2007.5.30号−

リフレッシュの基本はスポーツ。それができないなら…

ストレス解消のために「趣味」を楽しむ人は多いものです。実際、好きなことに打ち込んでいる間は仕事のことなどを忘れ、リフレッシュできます。ただし、趣味は個人差が強いので、個々の趣味について触れることはひかえます。

ここでは、趣味のない人に、趣味の見つけ方を紹介したいと思います。まず真っ先に考えていただきたいのは、スポーツ、エクササイズなど、身体を動かす趣味をもつことです。その効用は他頁にまとめましたが、どうしても運動が苦手な人でなければお勧めします。強いストレスを受けているときでも、汗をかくくらい思い切り身体を動かすと、一気に爽快な気分になりストレスが軽減します。何年も同じスポーツを続けている人に、その理由を聞いてみてください。真っ先に「ストレス解消」という答えが返ってくるはずです。

スポーツには、ある程度の時間が必要で、忙しい人には難しい面がありますが、自宅の近くで丹念に調べてみてください。スポーツクラブや、地域の人の集まりなど、意外と探すこともできます。少なくとも、何かに悩んでいる時間があるなら、コレと思うスポーツに挑戦することをお勧めします。多少の費用はかかりますが、ゴルフクラブを1、2本買ってゴルフ練習場で打ち込んだり、バッティングセンターで汗を流すのもいい方法です。

いつもより遠いことをする

趣味も、大きく二つに分けることができます。どちらかといえば受動的なもの(映画鑑賞、パチンコ、テレビゲーム、グッズ収集など)と、自分も積極的にかかわるもの(スポーツ、フィッシング、絵画制作、音楽演奏など)です。どちらも一長一短がありますが、損得計算は抜きに、自分の好みで選ぶことです。基本的には、日常を忘れることができるものがいいでしょう。

企業のトップに「生まれ変わったとしたら、どんな職業を選びますか」というアンケートをとったところ、圧倒的に多かったのが「画家」という答えでした。毎日、お金のことが頭から離れないような仕事を続けているだけに、無心でキャンパスに向かう画家は魅力的に見えるのでしょう。実際、絵を描くことを趣味にしている経営者は少なくありません。

真逆のことは精神を休めることにつながる?

仕事とまったく関係のないジャンルのもの、正反対のものを趣味にする方法もお勧めです。例えば、仕事が静的(デスクワークなど)なものの場合は、スポーツをはじめとする動的な趣味、汗をかくくらい身体を動かすものがいいでしょう。逆に動的(身体を動かす)な仕事をしている人は、静的な趣味、例えば陶芸、映画や音楽鑑賞といった具合です。この選び方で、仕事と趣味のバランスをとることができます。

近年、人気の出てきた料理もお勧めです。まったく興味のない人には無理ですが、少しでも関心があれば、簡単なものから始めてみてください。料理はレシピどおりに作る単純作業のように思えますが、実際はとてもクリエイティブなものです。

仕事にも当てはまりますが、料理は「結果」をイメージして素材を揃えるところから始める「逆算」の発想が必要です。料理が趣味になると、楽しみながらも、自然に脳の訓練をすることができます。後で「食べる」楽しみも待っているうえ、家族にも喜んでもらえる実利的な趣味です。


【Point】→ 趣味は好きなことを長く続けるのが基本です。そこで、いつもと違う自分、趣味を楽しむもう一人の自分を見つけることができれば、精神的に非常に安定した生活を手に入れることができます。誰でも、自分に一つの世界(学校、職場など)しかないと思うと窮屈になります。それを補ってくれるのが趣味です。
 世の中には、「僕の趣味は仕事」というような人もいますが、そのままでは、いずれ強いストレスに遭遇します。小さな趣味でもいいのですが、もう一つの世界を見つけることをお勧めします。



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