人生修正コラム「ムダな時間を減らし自分のために時間を使う」
時間の価値をすでにあなたは知っている?
なぜ、つまらない映画を見た後は妙にイライラするのか?
期待していた映画を観たけれど、つまらないので途中で嫌になった、見終わってからも何となくイライラした…。そんな体験をしたことはありませんか?
実は、これには理由があるのです。時間を忘れるほど楽しい映画を観たときと比較すればよくわかります。つまり、楽しい映画が有意義な時間を過ごしたと思えるのに対し、つまらない映画は、貴重な自分の時間を無駄にしたという「悔しさ」が残るからです。実際、そんな映画を観る時間があったら、面白い漫画でも読んでいたほうが得でしょう。そう思いませんか?
●奪われた時間でその価値を再認識する?
実は、「つまらない映画」には、時間節約の点で重要な要素が含まれています。それは、自分の時間を「何のために」使うのかということです。自分のために充実した時間として使えた場合は、最も満足度が高いものになりますが、「他人のため」に使った自分の時間は、相手によっては「最も無駄な時間」になります。他の人に、自分の時間を奪われたような気持ちになるからです。
例えば、女性、Aさんが、それほど親しくもないBさんに、「ちょっと買物に付き合ってよ」と言われ、嫌々ながらも最後まで一緒にデパート巡りをしたとしましょう。この買物に2時間かかったとすれば、Aさんの2時間はAさん自身のためではなく、Bさんのために使われたことになります。これが「つまらない映画」との共通点です。
それでは、自分の時間を、自分のために有意義に使うにはどうすればいいのでしょうか? この場合は、Aさんは、適当な理由をつけてでも断るべきでした。映画の場合も、つまらないと思った段階で観るのをやめれば良かったのです。チケット代、あるいはDVDのレンタル代金は損をしますが、少なくとも貴重な時間のロスは少なくて済みます。
●優柔不断の人が時間を浪費し続けるその理由とは…
ここで、もう一度Aさんの例を考えてみましょう。買物の誘いを断れば、自分の時間を失うこともなかったのに、なぜ断れなかったのでしょうか? ずばり、断れない優しい性格だからです。Aさんを誘ったBさんも、そんなAさんの性格を見抜き、自分一人で出かけるのも寂しいし、Aさんなら断らないだろうと考えて声をかけたと言えるのです。
この性格の問題は、時間の不足と密接につながっています。実際に、時間が足りないと悩んでいる人には、優しく、気弱な性格が災いしている人も目立ちます。Aさんのように自分の時間を奪われることが多く、自分で何かをやりたいと思っても時間がなくなるからです。こういう人はたくさんいるはずです。
●あえて忙しくして有効な時間を確保する方法もある
しかし、解決法はそれほど難しくはありません。いくつかある方法のなかでいちばん簡単で有効なのは、自分のために積極的に忙しさを作りだすこと、「自分の時間を自分で使う」ための時間を増やすことです。
例えば、いつにも増して丁寧に仕事に打ち込んだり、何か新しいことの勉強を始めるのもいいでしょう。忙しいあなたであれば、他人のために時間を使う余裕もなくなります。他人も、簡単にはあなたを誘わなくなるでしょう。つまり、忙しくすればするほど、自分の時間が増えることもあるのです。
【Point】→ この段階を超えると、忙しさの中身、時間の質、充実度が問題になってきます。本来、ここからが本当の意味での時間との闘いになります。また、忙しさの中には「優先順位」という、時間節約の大事なポイントが隠されています。
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