
転職2007.1018更新
転職にはいろいろな面があります。もちろん、基本的には自分がこの先やりたいことを見付け、それが実現できる会社・仕事に就くのが理想でしょう。そのために転職希望者はたくさんの会社の中から良いと思うものを選ぶわけです。
しかし、別の面から見ると、転職活動は端的に言って自分が企業に値踏みされる場でもあります。新卒採用と比べて年齢も重ねており、当然社会経験も積んでいるであろう中途採用者には、企業もそれなりのスキルを求めます。即戦力としてどれだけ会社に役立ってくれるのかが問われます。
そこで転職を考える人の多くが悩むのが、転職に備えて何か資格を取得したほうが良いのか、ということです。少しでも自分を企業に売り込むためには、幾つか履歴書に書けるような資格を取っておいたほうが良いのでは、と考える人は少なくないようです。この辺り、実際はどうなのでしょうか。
これに関して企業の経営者や人事担当者に意見を求めると、「資格より実務重視」と答える人がほとんどです。事実、資格がなくても第一線でバリバリ働いている人は山ほどいます。実際の現場で問われるのは、資格の有無ではなく、仕事ができるかどうかです(注:医師や看護士、電気工事士などの「業務独占資格」を除きます)。
また、そもそも転職活動中に何ヶ月か勉強しただけで取得できるような資格にはあまり意味がない、という人事担当者の声もあります。さらに、たとえば一年間仕事をしないで資格スクールに通って資格を取得した、という場合には、その期間がブランクとみなされて転職活動において不利になってしまうことさえあります。
■結論
逆説的なようですが、転職を考えるならまず今の会社で今の仕事を懸命にこなすべきだと言えるでしょう。
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